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コ ラ ム
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コラム1 介護職員配置、 3(入居者)対1(介護職員)の正しい理解を
介護保険法で定められた施設介護の介護職員配置比は3対1以上。「入居者3人に職員1人だったら余裕なんじゃない?」…ところがところが。現場の介護職員さん、本当に大変なんです。
コラム1 介護職員配置、 3(入居者)対1(介護職員)の正しい理解を
| 配置比率 介護職員:入居者 |
介護職員1人が世話する人数を出す数式 入居者×介護職員一人の1日実働時間(3交代)×年間就労日数の日割り計数 |
介護職員1人が世話する入居者の人数 |
| 1:1 | 入居者1人 × 24/8 × 1.62 | 5人弱の割合 |
| 2:1 | 入居者2人 × 24/8 × 1.62 | 10人弱の割合 |
| 3:1 | 入居者3人 × 24/8 × 1.62 | 15人弱の割合 |
上の表を参考にして1:1の欄を見てください。入居者1人を1人の介護職員が看てくれるなんて贅沢の極みに思えます。
しかし介護職員の実働時間を1日8時間とすると3人の介護職員が居なければ常時、入居者の介護をする事は出来ません。更に介護職員は1年365日働けるわけでは有りません。1年に働く日数は現在225日ですから365÷225=1.62を掛ける必要があります。そのように計算して出てきた答えは勤務中の介護職員1人が5人の入居者の世話をする割合になってしまいました。
1人の介護職員が5人の入居者の介護をする。朝のトイレ、オムツの交換、洗面、歯磨き、着替え、ベッドの整備、洗濯物の選別、食堂への送り迎え、食事の介助などの5人の介護、介助を介護職員1人で行う割合になります。
それだけでも大変な事なのに介護保険制度では1人で15人の介護、介助をする割合となっています(※注)。これでは介護職員にゆとりはなく声掛けや笑顔のサービスなど期待するほうが難しいのではないでしょうか。
各施設では種種の対策を講じ出来るだけ介護の質を落とさないように努力してくれていますが、施設の独立採算制を考えると、何時まで、この状態が続けられるのか大変に不安です。入居者家族としては介護保険制度を充分に勉強し改善に向けて働きかけていかねばならないと考えます。 (平成13年8月20日発行 レポートNo.4より)
※注:介護保険法で定められた施設介護の介護職員配置比は3:1以上。
★2002年度第2回学習交流会での報告もこの問題に触れていますので、御覧下さい。
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